光建は名古屋市中区に本社をおく土木建設会社です。会社の原点‐ルーツは、昭和26年矢作川にあった日本発送電㈱の水力発電所工事の施工です。70年を経た現在でも水力発電所工事を得意としています。売上的には大きくありませんが、水力発電所工事に毎年関わっていることは光建の特徴であり、会社の誇りでもあります。現在の売り上げは40%が中部電力・東京電力、25%が国土交通省、20%が名古屋市、10%が日本製鉄という構成で、特定のお客様に偏らない経営となっています。また、名古屋という大都市に位置するので、電気・水道・下水・ガスのライフライン工事を多く手がけ、売上の50%程度を占めています。
もう一つの特徴であり誇りでもあるのが、直営部門の存在です。直営部門は工事部として独立組織され、重機オペレーター、大工、左官、溶接工、各職種に精通したマルチプレーヤー(多能工)の精鋭部隊として会社の看板的存在になっています。災害時や緊急時、あるいは施工の難しい現場などに、工事部門がその勢力を多く投入された時の圧巻さは他の追随を許しません。
光建は”社員から大事にされる会社”を目指しますが、イコールそれは“社員を大事にする会社”となることでもあります。最近の社内アンケートには次のような意見がありました。
“社員・お客様・取引先・地域社会から大事にされる光建”で一緒に仕事しましょう。
代表取締役 正田要一
横浜市立大学経済学科・豊橋技術科学大学建設工学系 両卒
光建は“大事にされる会社”を目指す。
“大事にされる会社”とは「四者から本当に良い会社だ。大事にしたい。」と考えてもらえる会社。
“四者から”とは、‘社員から’、‘お客様から’、‘取引先・協力会社さんから’、‘社会から’。
全社員が一つになって会社のあらゆる仕組みに対して、常に改善し、魂を入れ、“大事にされる会社”という『坂の上の雲』を目指してじっくりと歩を進めていく。
安全で優れた品質の工事は経営の根幹であり建設産業の社会的責任である。我われはお互いの理解と信頼のもと、確かな仕組みで安全で優れた品質の工事を実現する。我われは一人ひとりの自律した責任ある誠実な行動により、理に適う丁寧な仕事を徹底し、着実に信頼を築いていく。
社員は光建の事業活動の源であり、常にもてる能力を向上させていかねばならない。能力向上のためには、社員自らの努力と会社が提供する能力開発の機会が存在する。社員は安心して仕事に取り組むために、平等な能力開発の機会と昇進、校正かつ適切な待遇、清潔で整理整頓されかつ安全な働く環境、提案・苦情が自由にできる環境などが保障される。また、誠実に努力した結果の過ちは寛容に受け入れられる。事業は健全な利益を生まなければならない。改善工夫は継続され、革新的な企画や新しい機械の導入に失敗を恐れてはならない。利益を上げて内部留保し、逆境のときに備えて蓄積を行い、何が起きても盤石な体制を取っておかねばならない。光建は社員が仕事に対して自律したラストマンとなるよう永続的な育成に努める。
PAGE TOP>>>