2021年09月25日
本日は、岐阜県土岐市の管路工事へパトロールにいってきました。
国道19号に隣接した、多治見と土岐の間の広大な土地にイオンさんを中心とした商業施設が建設されています。
そこに高圧の電気を送るための工事です。
近接する架空送電鉄塔から高圧送電線を引き下ろし、地中送電するために、地中線管路を法面(斜面)の中に埋設します。
高低差(鉄塔基底面から道路面まで)約20m、勾配34°(土木用語では1割5分勾配)、法長(斜面長さ)27mの箇所に新技術を採用し地中線管路を敷設しました。
ロッククライミングマシーンによる法面掘削工法(NETIS - 国土交通省新技術情報提供システム登録)です。
斜面上部の推定崩落線上より奥の位置に、十分な強度を持ったアンカーを設置し、そのアンカーとロッククライミングマシーンをワイヤーロープで固定し、掘削します。
従来から急峻な法面でのBH掘削はありましたが、運転操作席が水平になる機能、およびワイヤロープの巻取り機能がないため、限界がありました。
この” ロッククライミングマシーンによる法面掘削工法”は安全面、品質面(オペが余裕をもって掘削作業に集中できる)で極めて優れた工法であると実感できました。
光建においては同種工事には積極的に採用してまいりたいと考えます。
現場では掘削作業完了後には、管路材料や埋め戻し用コンクリートを運搬するために、仮設運搬用のモノレールを設置するなど、山岳土木的な様相を呈しました。
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名古屋に本社をおく土木会社(インフラ・維持補修)
株式会社 光建
新卒・中途募集しています。
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2021年09月06日
本日は、国土交通省様発注の国道247号西知多道路事業の現場をパトロールしました。
この工事は国土強靭化対策工事(5か年加速化対策)に位置付けられています。
国土強靭化は、気候変動に伴う異常気象の激甚化・頻発化への対応、大規模地震への対応、高度成長期以降に整備されたインフラ老朽化への対応を図るものです。
産業道路は臨海部の巨大産業群の物資輸送の生命線であり、現状の交通流に影響を与えることなく、道路整備を進める難工事です。
我々の工区は超高圧送電線がすぐ横を走ります。電力様の売上げが4割の光建としては、腕の見せ所でもあります。
全くの更地に、巨大道路施設を構築していくことは遣り甲斐があり、まさに”地図に残る仕事”です。
会社の総力を挙げて、現場を支援していかねばなりません。
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名古屋に本社をおく土木会社(インフラ・維持補修)
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